ArchivesT.M.Revolution『Single Collection B★E★S★T』
- 2002.04.20 Saturday, 14:34
- [今日の音楽]
2005-05-18T14:25:15+09:00追記：こんな腹立つタイトルだったとは、今始めて気が付いた。
突然思い立って音楽話。「ばなし」ってほどじゃないですが…サイト設立当初はメインコンテンツにしようと思ってたんだけどな（笑）
そもそも、ふうこの音楽来歴にはあんまり一貫性がなくて、男の置き土産
も相当にあったりするわけなのですが(^^;、今はロックでもポップでもバタ臭い匂いがするやつがお気に入りの傾向です。和洋問わず。ものがバタ臭いだけに「和」にはなかなか出会いませんし、世の流行りか「洋」も最近ひよりがちなんですけどね。そのくせアラニス・モリセットの新しいのはアイテム的にベタだと思ってるのに買ってしまった…
さて、今の趣味になる前ですが、結構長いこと TM ネットワーク（TMN? 知らね…）を追っかけてました。最後の方なんかはどっちかつーと音楽よりキャラ萌えだったような…。そんなだもんで、T.M.R. こと西川貴教と後ろにいる「プチ小室」浅倉大介はそれほど知らないこともありませんでした。CX系『HEY!HEY!HEY!』に初出演した時に調子くれて見事浜ちゃんどつきをゲットしたのも見ましたし（笑）でも感触的には、とりあえずマーケティング的においしい匂いぷんぷんさせてるキャラクター造詣には拍手は送るが傍観者でいさせてくれい、という感じで、早い話が引いてました（笑）
ところが、例によってひょんなきっかけでそんな T.M.Revolution さんのシングルベストを聴く機会に恵まれ(?)ました。何だかんだと言いながら、結構聴けてしまいますね。特に、世間的にもてはやされていた時期のもの（ふうこ的には"HEART OF SWORD" ～ "THUNDERBIRD"）は妙にパワーがある。素地があるとはいえ、いやむしろ素地があるからこそ、こういうピコピコの上にギターががじゃがじゃなアレンジを常々笑いのネタにしてきたふうこが思わずテンション浮上アイテムに選んでしまうほどに。何かしながら聴いていても引き込まれるほど邪魔にならないという要素も多分にあるのですが、リピートしててもそんなに聴き減りしない。というか、聴き減りしてもあまりあるエネルギーを持ち合わせています。やっぱり一世を風靡した人の力というのはすごいもんです。
が、逆に最後の方は何？
ってくらいトーンダウンします。具体的には歌詞のモチーフが暗めになってきたな～と感じる程度なのですが、やっぱり初期のものほどぐっとは来ない。歌い手は最初から最後までずっと一貫したテンションを保っているし、バックアップ陣（プロデューサーとか作詞とか）も割と一本筋の通った方針できっちり作っているんですがね。最初と最後で何が違うんでしょうか。α波でも出てんのか。…確かに歌い手は結婚したり離婚危機（2002年４月現在離婚したわけではないらしい）とか、みょーな改名とか活動休止とか、いろいろあったようではあるんですがね。
というわけで、久しぶりにつくづく音楽って不思議だな～
と思ったのでした。そう、まるで人生のように。