男の置き土産
- 2001.07.10 Tuesday, 20:24
- [今日の与太]
一般に、女性と趣味のことで話をした時にこの人がこれを?
と一瞬目を疑うような話がでてきた場合、それは大体つきあっている、もしくは昔つきあっていた男の趣味であることが多いんだそうです。ふうこなんかもペーパードライバーのくせに走り屋系のクルマに異様に詳しかったりします。個人的には男が
女が
という言い方はあまり好きではないですが、「男」を「きょうだい」とかに拡大解釈すれば大体誰にでも当てはまるような気もしたり。人と関わり続けるというのは、その人の「置き土産」が自分の中にどんどん溜まっていくようなものなのかもしれません。今日はそんな「置き土産」の話。
つきあっている彼と BLUE LION へ車を見に行った時、彼が思い出し話を始めました。
カレ学生の頃、同じゼミの奴らと『どういう車が好きか』って話をしたことがあって
ふうこうん
カレ俺は当然いつものごとく俺のポリシーを語ったんだけどさ
彼の車に対するポリシーとはライトウェイトスポーツ
だそうです。速く走るために排気量やパワーを際限なく上げていくのではなく、コンパクトカーにそこそこのエンジンを積んで軽量化するようにした方が車を操る楽しさが味わえるし、結局パフォーマンスがよいということらしい。それはともかくとして、
カレうちのゼミにSさんって居たじゃん?
Sさんは私と同級生で、目が大きくて線が細く、すらっと背の高い女性であった。女優で無理矢理例えると賀来千賀子か? 当然当時は隠れた人気商品。
カレそのSさんがさ、その時『ソアラが好き』とか言い出して
…えーと。ソアラって、ヤン車で有名なアレ? …浅見光彦のファンだったのだろうか。