職業婦人今昔物語
- 2001.12.15 Saturday, 16:23
- [今日の与太]
ふうこちゃん、うちの新人なんだよ〜
今年の春、お客先の担当さんから新人の女の子を二人紹介されました。一人は、厳しい就職活動からやっと抜けてスーツも初々しい爽やか系、もう一人は殆ど金髪に近い茶髪、見開いた大きな目にマスカラと水色のアイシャドウべったり。速攻うちの社内であだ名コギャル
を襲名。前者には笑顔でよろしくお願いします!
と挨拶されましたが、後者にはあまりうち解けない様子で前者に合わせてぺこりとお辞儀されただけでした。あまりに対照的な姿にちょっと先行きが楽しみだったのですが…
半年が過ぎて、私が開発中のソフトの数多い不具合の一つについて修正報告に行った時、「コギャル」がお客先の担当の一人として参加しておりました。さすがに新人の頃より化粧は控えめなものの相変わらずの仏頂面。しかし、質問の段になると一人でいろいろツッコんできました。その様は、私が今まで見たお客先のツッコみ方を見事に踏襲していて、まだ見よう見まねながら堂に入っており、「おおー頑張ってるんだな〜」と何だか微笑ましく思いました。
一方、もう一人の彼女の方はたまーに客先打ち合わせの場所の周知メールが来るくらいで表に出てくることは全くありません。しかも、たまに来るメールも何の話し合いのためのものなのかタイトルからはよく分からないような、いわば「ガキの使い」のようなものばかりです。(我々の仕事は一日100通からメールを受けるし重要事項がメールで飛んでくることもよくあるので、タイトルや内容が抽象的なメールは印象が悪いのです)
ソフトウェア業界はやはり男性が圧倒的に多い職場ですので、女性は人によって様々な扱われ方をします。この二人、職場でこの半年どういう扱いを受けて、どういうことを考えて今のようになったのでしょうか。